第31回 日本総合病院精神医学会総会で発表しました。
こんにちは。12月に入りました。2018年も終わりに近づいています。
11月最後の週末は、第31回 日本総合病院精神医学会総会に参加しました。
日本総合病院精神医学会は、コンサルテーション・リエゾン精神医学の医療従事者が集まり、種々の問題について本音で話し合うとともに総合病院における精神医療の向上をはかることを目的としている学会です(HPより引用)。
医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカー・心理職など、多職種が集まる学会で、とてもアットホームな学会です。
大好きな学会のうちのひとつで、毎年参加しています。
身体疾患患者さんのケアに興味のある方や先生方は、ぜひ来年出かけてみることをお勧めします。
来年は、岡山・倉敷での開催です。
さて、今年は「リエゾンのエキスパートになるための行動科学の視点」というシンポジウムにて話題提供をさせていただきました。
「コンサルテーションにおけるスタッフ支援に活かす行動科学」というタイトルです。
(写真は一緒に登壇した先生が撮影下さいました。)
(今後、猫背に気をつけたいと思います…。)
学会でお話させていただく機会は、普段の活動のふりかえりとまとめをする機会になります。
まとめる中でさまざまな気づきを得ることができました。
また、シンポジウムでご一緒した他の先生方のご発表も大変勉強になりました。
フロアの先生方からいただいた質問も非常に刺激的で、さらに考えてみようと思うきっかけをいただきました。
もともと「行動科学はとても素晴らしい学問だ」と思っていましたが、またその考えが強くなりました。
人の行動の仕組みを表現するこの学問が、医療に貢献しないわけがありません。
行動科学の研究を重ねること。
そうした研究知見の学びを重ねていくこと。
そして、目の前にいる人に展開していくこと。
この3つを続けていく努力をしていきたいと改めて思いました。
さぁ、来年は岡山・倉敷に一緒に出かけましょう。
美しい大原美術館で懇親会が開催されるそうです。
第32回 日本総合病院精神医学会総会、今からとても楽しみにしています。
だいぶ寒くなりましたが、風邪をひかないように気をつけてお過ごし下さい。