科学と臨床の日進月歩を追い、そして作っていく。
こんにちは。
今日は午前中、少し雪がちらつきました。
関東では今年初めてです。
大学では昨日から授業が再開しています。
後期の終盤の講義なので、授業の振り返りやまとめを行なっています。
昨日の講義で共有したことは「科学と臨床は日進月歩している」ということです。
その授業では、認知行動療法に関する症例報告論文を4年生と一緒に購読してきました。
さすがは4年生。論文に書いてある以外のことも一生懸命幅広く調べて発表に臨みます。
その中で、本によって書いてあることが違ったり、あまり資料がない技法などもあって相談に来てくれる場面が何度かありました。
それは「科学と臨床はどんどん進んでいく」からです。
たとえば、2019年に出版された本も論文も10年後の2029年には古くなります。
たくさんの研究者がどんどん新たな研究をして、
たくさんの臨床家がどんどん新たな実践をしていく。
こうして、臨床心理学の知見と実践は両輪で新たな世界を生み出していくのです。
古きを振り返って流れを知りながら、新たな展開を追っていかなければなりません。
その手続きこそが、私たち自身の手でも、新たな科学と臨床を作っていくことにつながります。
今日は私も調べたいことがあって、研究室から図書館に移動して過ごしています。
私もまだまだ知らないことがたくさん。
こうして学びながら理解を深める時間も必要です。
研究室の前には、学生が自由に使えるパソコン室があります。
さ来週に控えた卒業論文提出に向けて、4年生が朝から夜まで作業に取り組んでいます。
卒業論文もまた、古きから新しきを生み出す一歩。
がんばってほしいな、と応援しています。
、、、と少しブログに脱線してしまいました。
そろそろ勉強にもどろうかなと思います。
この連休は寒い日々になりそうですね。
新成人が晴れ姿を披露する日もやってきますから、大きく天候が乱れないことを祈っています。
みなさまも暖かくしてお過ごしください。